2011年11月26日

ETCの障害者割引制度悪用 容疑の千葉県警巡査逮捕

http://sankei.jp.msn.com/region/news/111125/chb11112521350007-n1.htm

障害者が乗っていないのに高速道路の割引制度を使ってETC(自動料金収受システム)料金所を通行したとして、県警交通捜査課などは25日、電子計算機使用詐欺容疑で、県警成田国際空港警備隊巡査、林克幸容疑者(26)=成田市橋賀台=を逮捕した。同課によると、林容疑者は容疑を認めている。

 悪用されたのは、身体障害者割引制度。障害者が運転をするか重度の障害者が同乗している場合にのみ通行料金が半額になる。

 同課は、林容疑者が東日本高速道路(NEXCO東日本)管内だけでも、昨年3月から今年10月にかけ、244回(被害総額約15万3千円)不正通行していたとみて調べている。

 逮捕容疑は、10月13日から同22日までの間、同制度登録者の祖父(78)が同乗していないのに、東関東自動車道の習志野料金所~富里IC間を乗用車で4回不正通行、同社から割引分計2800円をだまし取ったとしている。

 林容疑者は昨年4月に奈良県警から千葉県警に出向していた。


“善意の制度”…事実上不正防止策なし


 高速道路の障害者割引制度が、法を守る立場の警察官によって食い物にされた。同制度は利用者への信頼に基づいて運用される“善意の制度”で、手続き上、不正を見破るのは難しいという。




Posted by 犬塚 ツメ at 02:25│Comments(0)
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